2013年3月22日金曜日

メンバー最強戦 in 大阪 「鳳凰杯」

21日は、「鳳凰杯」の実況をして来ました。まあ、実況と言ってもほとんど実況になりませんでしたけど…(後述)。

鳳凰杯は、関西の雀荘経営者・メンバーの中から最強の打ち手を決めるという大会。なのでルールもフリー雀荘の一般的な「赤ありのアリアリ」で行われ、そして摸打のスピードもフリー雀荘のそれでした。

史上初?営業中の雀荘で実況解説ブースを設営
(マイクの向こう側にはお弁当を食べるASAPIN氏)


出場は16チーム(雀荘)。予選はブロック毎に3回戦を行い、各ブロックの成績上位2チームが勝ち上がり。
[Aブロック] イーソー、じゃんQ、もくれん、おーぷん☆リーチ
[Bブロック] 大成クラブ、Potti、ホリデー、麻雀クラブ遊
[Cブロック] エサカ、JANSOUL、ミラージュ、Happy & Happy
[Dブロック] プシケ、ACE、ハイブリッド、チャイナ君

上記16チームから次の8チームが勝ち上がり。
[Eブロック] じゃんQ、大成クラブ、Happy & Happy、チャイナ君
[Fブロック] おーぷん☆リーチ、Potti、ミラージュ、ハイブリッド

そして、E, Fブロックから最終的に決勝卓に残ったのはこの4チーム。

(左から) ミラージュ(福原さん)、じゃんQ(油谷さん)、
Potti(友添さん)、Happy & Happy(稲葉さん)


決勝戦はなんと半荘一回こっきりの勝負。
対局では、Pottiの友添さんが順調に加点していき、ミラージュの福原さんがトビ寸前まで追い詰められ「これはPottiさんの逃げ切りかな…?」と思わせたダメ押しリーチのところで超ドラマチックな展開が待っていました(長くなるので説明は割愛)。

結果、最終的に優勝を手にしたのは、じゃんQの油谷さん。

初代鳳凰位:じゃんQ 油谷さん


最終局の愚形テンパイから一向聴に戻し、良形テンパイからリーチ一発ツモの「淀みのない流れ」はまるで漫画のようでした。

で、ですね、実況の方なんですけども、正直全然ダメダメでした。
始まる前に運営の方から

「摸打も早いし、理牌は多分しないし、ツモ牌も見せてくれないと思います。実は実況するところはあんまり無いですよ。あっはっは~」

とは聞いていたんですが、摸打の早さが想像以上で尋常じゃなかったです。特にFブロックと決勝戦の早さはめちゃくちゃでした。「サイコロを振って、配牌を取って、中盤まで摸打して、誰かが和了って、点棒のやりとりをして、牌を落とす」という一連の動作が、早ければ90秒程度で終わってしまうんです。いや、どんだけ早いねん!

ま、とにかく壮絶な対局でした。でも、イイモノが見れました。

最後は(曖昧に憶えている)ゾッとした和了りです。

さて、今回の対局、摸打の早さもさることながら、

「ここを残して、こんな形で和了るのか!」

と思う局面も多々ありました。
その中で一番ゾッとしたのは、Pottiの友添さんの手でした。

確かFブロック三回戦の東二局だったと思います。
友添さん、親でこんな形のテンパイになります。

裏裏裏六萬七萬八萬六筒七筒八筒三索五索五索七索七索
(左端の面子は失念。中張牌の順子です)

ドラは四索。
なので「カン四索のドラ受けを残して打五索。リーチはあるかな?」と考えていたら、ここで打三索のダマ聴。

「という事は678の三色同順を見て一旦シャボの形テンなのかな?」

ちなみにこの時すでに八索は二枚場に切れてる。
数順後、絶好の六索を引く。

裏裏裏六萬七萬八萬六筒七筒八筒五索五索七索七索ツモ六索

「こうなったらもう打七索でリーチやな!」

実際に友添さんはここでリーチ。
でも切ったのは、七索ではなく五索!
ここまでこの形にした上で三色目を捨て、再びドラ受けの四七索!?

「なんでやー!?(大声)」

でもその後、きっちりドラの四索をツモ和了り。
しかも、裏ドラが七索だったというオチまでついてます。

友添サン、一体ナニガ見エタノデスカ?
この和了りは、本当に超怖かったっす。

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